除毛

簡単に使用できて便利な除毛クリームですが、使い方を間違えれば肌に大きなダメージを与えてしまうものでもあります。そこでこちらのページでは、

・除毛クリームの正しい使い方や一般的な効果

・他の自己処理方法と比較したメリット・デメリット

エステサロンと除毛クリームのそれぞれでおすすめなポイント

こちらの3点についてご紹介していきたいと思います。個々のご都合にあわせて、除毛クリームとエステサロンでのお手入れを使い分けていくのがおすすめです。

はじめに、除毛クリームの正しい使い方について以下でまとめました。多少面倒だと思われるかもしれませんが、除毛クリームは肌に直接塗るものですので、事前のパッチテストは必須になります。

除毛クリームの使い方・手順1|パッチテスト

初めて除毛クリームでお手入れをする際には、パッチテスト を必ず行いましょう。肌質やアレルギーなど個人によって異なるため、人気商品の除毛クリームであっても肌に合うかどうか確かめることが大事です。パッチテストの具体的な手順としては、以下の通りです。

・少量のクリーム(10円玉大くらい)を除毛部位につける

・各製品で決められている塗布時間が経過したら洗い流す

・48時間程度で赤みやかゆみなど、肌の異常がないかどうか確認する

パッチテストで肌への異常が発生した場合、使用を控えるようにしましょう。

除毛クリームの使い方・手順2|塗り方での注意点

除毛クリームの使い方では、塗る時が特に重要です。塗り方での注意点について、以下のポイントをおさえておきましょう。

・除毛クリームを塗る前は、肌に何もつけていない状態にしておきましょう

・除毛クリームの塗る量は多め(1mm~3mmほどの厚さで塗り、毛の根元までクリームが届くようにする)

・毛が見えなくなるまで均等に塗る(スポンジやヘラを使用)

・ムダ毛が長い場合、短くしておくと除毛しやすくなる

除毛クリームの使い方・手順3|丁寧に除毛クリームを落とす

除毛クリームを拭き落とす際に強く擦ると、摩擦により肌を痛める恐れがあるため気をつけましょう。正しい拭き取り方としては、スポンジやティッシュで肌を優しくなでるように落として、シャワーで流します。

クリームが肌に残っているままだと肌トラブルが起きる可能性がありますので、しっかり洗い流す ことが大切です。

タオルで肌を拭いた後、保湿用のクリームやローションを塗っておくとより良いでしょう。除毛だけでなくアフターケアも心がけることで、お肌をキレイに保つことができます。

ムダ毛処理後は炎症を抑えるため、まずは冷やした清潔なタオルなどで肌を冷却します。その後、低刺激の保湿剤を塗って肌の乾燥を防ぎ、保護しましょう。また、紫外線の影響も受けやすい状態にあるので、日焼け止めや衣類などで紫外線を避けることが大切です。

肌に湿疹や赤みなどの症状があるときは、ムダ毛処理により悪化してしまうので治ってから処理するようにしましょう。また、日焼け後や生理中で肌が敏感になっているときや、入浴中・後で肌がふやけて傷つきやすくなっているときは避けましょう。

脱色剤・脱毛剤などは、使う前に必ずパッチテストを行ってください。ただし、顔やワキなど刺激の影響を受けやすい部位には使用しないように。それらの部位のムダ毛処理には、保湿剤やジェルなどで肌を保護した上で安全なカミソリやシェーバーを用いましょう。

カミソリを使用する際は、毛の流れに逆らって剃ると肌への負担が大変大きいので、必ず毛の流れに沿って剃るようにしましょう。剃った後は保湿をしっかり行ってください。

肌トラブルが起こった場合も、まずは炎症を鎮めるために冷やしましょう。その後、保湿剤で乾燥を防ぎ、肌を保護します。脱毛した部位を洗う際は強く擦らず、手のひらでやさしく泡を滑らせるようにして洗ってください。炎症がある場合は、浴槽につからずにシャワーで済ませましょう。

数日経っても症状が改善しない場合は、皮膚科を受診しましょう。