バナナ

昔は高級な果物で、入院のお見舞いなどでしか食べられなかったというバナナ。今やスーパーやコンビニなどでも見かける、安価でポピュラーな果物となりました。

安くて手軽に食べる事ができ、栄養価も高く、食事をバナナに置き換えるダイエット等も人気です。

置き換えダイエットは栄養が偏りがちになる為、安易におすすめできませんが、さまざまな栄養素を含むバナナなら、朝食に置き換える程度であれば心配もありません。

美容だけでなく、健康な体作りを助けてくれる、とても優秀な食材です。

今回はバナナが持つ栄養素ごとに、美容・健康にどのような効果があるのか、詳しくご紹介していきます

当たり前に日本でも売っているバナナですが、国内では栽培されない果物である事はご存知でしょう。

私達がよく口にするバナナは、どこからやって来るのでしょうか?

バナナはバショウ科バショウ属の植物です。高さ2~10メートルの、一見すると木に見間違える程の大きな草に実がなります。

バナナが栽培されるのは、通称「バナナベルト」と呼ばれる、赤道から南北30°の間の地域。

日本に輸入されるバナナの産地は多い順に、フィリピン、エクアドル、台湾です。

一口にバナナと言っても、その種類はなんと300種類以上もあるそうです。

冒頭で、バナナは栄養豊富なので置き換えダイエットにも適していると書きましたが、個人的には置き換えはあまりオススメしません。

何故ならバナナは消化が良過ぎて、置き換えにするとすぐにお腹が減ってしまうのです。(※私個人の意見です)

それではどのように摂るのが良いのでしょう?そのまま食べても勿論美味しいバナナですが、摂り方のバリエーションをご紹介します。

話題の「バナナ酢ダイエット」

バナナ一本に対して100gの黒砂糖と200ccの酢で漬け込み、2~3日置いておくと出来上がり。

この酢を5~10倍程度に割って飲むというものです。お酢とバナナの健康効果で様々な効能が期待出来ると言われています。(勿論、漬けた実も食べられます)

野菜と一緒にスムージーに!

沢山の野菜や果物をてっとり早く摂れるスムージーですが、材料によっては非常に飲みにくい味になってしまうことも。

その点、バナナはスムージーの材料としてはとても優秀です。

しっかりとした甘みがあり、ミキサーにかけると滑らかになるので喉越しも良く、おいしいスムージーが出来上がります。

女性にいいことづくめ!豆乳バナナドリンク

大豆にはたんぱく質イソフラボン等が含まれています。

これらとバナナに含まれるビタミンB6は相性がいい為、前述のバナナの効能を更に高めてくれます。

ヨーグルトに混ぜる

乳酸菌を含んだヨーグルトと一緒に摂取することで、更なる整腸効果が期待できます。

シリアルに混ぜる

慌ただしい朝でもササッと用意して食べる事が出来ます。

シリアルと一緒なら腹持ちもUP!お昼まで頑張れます。

腸に更にやさしい!ホットバナナ

バナナをトースターやフライパンで焼いたり、電子レンジで温めるだけ。

温めて摂取することで更に腸の働きが良くなります。

お好きな果物と合わせて、フルーツサラダに

一度に沢山のフルーツを摂る事が出来る、女性には嬉しいメニューです。

欧米では古くから日常的に食卓を飾るポピュラーな料理だそうです。

味付けも色々あるようなので、お好みのものを探してみて下さい。

意外にいける!?ちょっと変わった食べ方

カレーに入れる、天ぷらにする、生ハムと合わせてサラダにする…等、斬新なメニューも色々あります。

最近流行りの「甘じょっぱい」フレーバーが、意外とクセになるかも?

バナナの豊かな甘みは、お菓子を食べたいという欲求も満たしてくれます。

それでいて栄養価も高く、美容・健康にも効果がある。お見舞いの品として重宝されていたのも頷けます。

食生活が偏りがちな大人だけではなく、お子さんのおやつにも適した果物です。

上手に保管して最後まで美味しく食べて、バナナの効果で元気にキレイになりましょう!