梅酒

「お酒は太る」というイメージが強いことから、ダイエット中は控える女性が多いかと思いますが、必ずしもお酒で太るとは限らないんです。

逆にお酒が好きな女性でも、キレイな人ってたくさんいますよね。

そこで今回は、お酒の中でも女性から人気が高く、美容効果が期待できるといわれている梅酒についてご紹介いたします。

梅酒とは、6月頃に収穫される青梅を、蒸留酒に漬け込んで作られたお酒のことです。

家でも作ることができるので、おばあちゃんやお母さんが作ってた記憶があるという女性も多くいるでしょう。

そしてこの梅酒は、ただ単にお酒を楽しむためのものではなく、家庭の薬用酒としても親しまれていたことをご存知でしたか?

それは、梅自体に解毒作用や殺菌作用があるそうで、その効果によって薬のような使い方をされてきたからなんだとか!

風邪のときに食べるおかゆにも、梅干しを入れることってありますよね。

梅酒にも、梅の栄養成分が溶け出ているので、解毒作用や殺菌作用が期待できるようです。

その他にも、梅酒には女性に嬉しい美容効果があると話題に!

実際にどんな美容効果が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。

女性が梅酒を好む理由のひとつに、「良い香りがする」「なんかホッとする」という理由があります。

確かに梅酒って、甘くて爽やかでとても良い香りがしますよね。

そう、お酒にはリラックス効果も期待できるのです。

それはお酒による効果ではなく、梅酒に含まれている「ベンズアルデヒド」という成分によるものなのだそう!

このベンズアルデヒドという成分は、人をリラックスさせるアロマテラピー効果があるといわれていて、気分をゆったりさせたり、精神を安定させたりする効果を期待できるそうですよ。

ですので、一日頑張った自分へのご褒美として夜飲めば、癒してくれるでしょう。

美容を意識する女性にとって疲れやストレスは肌にも良くないですから、ホッと一息ついてみて!

だんだんと寒くなってくる秋冬はもちろん、冷房などで冷えやすい夏場は冷え症で悩む女性にとって辛い時期ですよね。

しかし梅酒を飲めば、血流を良くする効果も期待できるといわれています。

なぜなら、梅酒に含まれているクエン酸には、血液をサラサラにする効能があるといわれているからです。

正確には、中性脂肪を下げて血流をスムーズにするように働きかける効能で、肝臓に脂肪が溜まるのを防いだり、動脈硬化脳梗塞といった血管の病気の予防に繋がったりするそう!

また、適度なアルコールの摂取も血行を良くしてくれるので、梅とアルコールの相乗効果によって血流を良くすることができ、ポカポカした感覚を感じることができるようです。

スムーズな血液やリンパの流れは、健康だけでなく美容にも深く関係しますよ。

血液がサラサラになることで、老廃物の排出もスムーズにできるので、顔の血色を良くするなど、美肌効果を高めることが期待できます。

どれほど美肌によいといっても、お酒であることを忘れずに。作成段階で梅から水分が出てアルコール度数は多少下がるとしても、基本的に強いお酒です。飲みすぎはもちろんのこと、自分の体とよく相談しながら、日常生活に上手く取り入れてくださいね。

また、先ほどもチラッとお伝えしましたが、梅酒に限らず梅干しや梅肉和えなど、梅の恵みを食生活に加えることもおすすめです。インタービューティーの代表的な食材として、私も大きな信頼を寄せています。

体の内側を整えることは、美肌作りの底上げにつながります。殺菌、デトックス、抗酸化と、肌の調子にダイレクトに関わる作用を持つ梅酒は、きっとみなさんの美肌作りを力強くサポートしてくれるはずです。