ダイエット

ダイエットを成功させるには、無理なく続けることが大切。今まで三日坊主でダイエットが続かなかったという人は、まずは生活習慣を見直してみましょう。痩せる習慣を取り入れれば、努力をしなくても自然と体が変わるはず!

裸や薄着で鏡の前に立ち、毎日全身をくまなくチェックしましょう。昨日よりむくんでいないか見るだけでなく、体が冷えていないかも触れながら確認を。体の変化にばかり目が向きがちですが、一喜一憂する必要はありません。自覚することが体をいたわる意識につながりますよ!

美しいボディーラインのもととなるのは美しい姿勢。骨盤が歪んだままだと、立っていても重心がどちらかに偏ってしまいます。両足で真っすぐ立つように意識しましょう。たったこれだけで、正しく筋肉が使われて代謝アップにつながります。

駅から長い距離を歩くときや、階段を上がるときには面倒くさいなと思いがち。ここで、「トレーニングできてラッキー♪」と発想をプラスに転換しましょう。面倒なことが楽しく感じられるようになったら、体もどんどん健やかになっているはず!

部屋をこまめに掃除するのもおすすめ! いい運動になるだけでなく、ストレス軽減にも役立ちます。部屋にある物を減らしたり、お財布の中身も整理してみましょう。自分には何が必要かが分かるようになり、食べ物を選ぶ能力もアップします。

イベントが多い時期には、会食も増えて太りやすくなります。勢いに任せて食べていては大変なことになってしまうかも……。どうせ食べるのなら、おいしくて太らない物を選びたいですよね。迷ったときの正しいメニューの選び方をシチュエーション別にチェックしましょう!

ミックスナッツと柿ピーで悩んだら、ミックスナッツを選ぶのがおすすめ。ナッツにはミネラルやビタミンE、食物繊維などが豊富です。普段のおやつにもGOOD。

ポテトチップスとポップコーンは、さっぱりとした塩味のポップコーンがいいでしょう。ポテトチップスは炭水化物と油の組み合わせで高カロリー。かさが少ない分つい食べ過ぎてしまう傾向があります。

ビーフジャーキーとミニサラミなら、ビーフジャーキーをチョイス。ミニサラミは脂肪の多いソーセージを乾燥させた物。高カロリーなので、牛のもも肉を原料としたビーフジャーキーを選びましょう。

バニラアイスとプリンなら、甘さ控えめのプリンがGOOD。プリンは卵と牛乳などのたんぱく質が豊富です。冷たいバニラアイスは砂糖が多く甘さが強め。プリンよりも乳脂肪分が多くなっています。

メロンパンかカレーパンを選ぶならカレーパンを。カレーも小麦粉がたっぷりですが、「クッキー+パン」の組み合わせともいえるメロンパンは、砂糖量が王様級の多さです。

ドリンクにも注意。カフェラテとカフェオレは似ていますが、ミルクの量に注目しましょう。カフェオレはミルクとコーヒーの割合が1対1。カフェラテはミルクの量が多くなるので、その分カロリーが高めです。カフェラテ派の人は、豆乳を使ったソイラテを選ぶとよいでしょう。

利尿作用のあるカフェインは、酸化を抑える抗酸化物質が豊富。米国農務省(USDA)が公表した2015年版「米国人のための食生活指針」によると、1日のコーヒー摂取量は400mg(スターバックスなら、グランデサイズ)が好ましいそう。

コーヒーはあまり飲まないという人には、紅茶やタンポポ茶、フェンネルの根を含むハーブティーなど、利尿作用のあるお茶もおすすめ。最近の研究では、緑茶に脂肪の代謝を高める効果があり、普段から緑茶を飲んでいる人の方が、1日の消費カロリーが70kcalも多かったことが明らかに!

1日に食べたものを書き留める人、とくに食べながら食したものを書き留める人は、痩せやすく、その後の体重も維持しやすいという多くの研究結果が発表されている。

体重の増加が気になる人は、アプリを活用してみて。食事を管理するのに便利な上、1日に食べたものを改めてチェックすることで、自分の食生活における問題点や改善点を見つけることもできる。

食事を抜いたからといって、体重を減らすことは出来ない。むしろ空腹状態が長く続くと基礎代謝が落ち、1日の終わりにドカ食いしてしまう傾向に。(朝食とランチを抜いたら、ターキーを1羽丸ごと食べられるくらいおなかが空いてしまった、なんてことない?)

だから、きちんと1日3食、プラス1日2回の間食を摂るようにし、3~4時間以上の空腹状態を作らないように心がけよう。必要であれば間食を食べる時間にアラームをかけてみて。忙しくて、ゆっくり食事を摂ることができない場合は、トートバッグにエナジーバーやフルーツ、デスクの引き出しにヘルシーなスナックを準備し、小腹が空いた時に少しずつ食べること。

「10日間で4.5kg減量!」などと謳うダイエット法は世の中にたくさん出回っている。

何がなんでも痩せたい! という人は、クリーンイーティングやケトジェニック・ダイエットといったストイックな食事制限に一度はチャレンジしたことがあるのでは? 

でも、インスタグラムでフォローしているいわゆる“専門家たち”が、ココナッツオイルのドレッシングをかけて食べるアボカト&ウォールナッツのケールサラダが「体内をきれいにする」と証言したからといって、それを無制限に食べていいというわけではない。

だから流行に惑わされてはダメ。

それよりも自然でナチュラルなものを食べることにフォーカスし、テレビでも見ながら、ワイン片手にリラックスした方が心も体もヘルシーに。