☆乾燥肌☆

肌の保湿が大事って、なんとなく認識していても〝ケアって面倒くさい〟のが、みんなの本音。でも乾燥を甘く見てると老け坂の急降下待ったナシ(これホント)。

今すぐ見直せば、未来はもちろん明日の肌からぷるんぷるんをお約束!そんな、今さら聞けない〝保湿〟の基本のキ、ホームケア編を丁寧にご紹介します!

化粧品は肌に隙間なく塗ることが大切。鏡も見ずになんとなく手を動かしているだけでは、塗りムラになりやすいし、皮膚はつながっているので、ムラになったところから潤いは逃げていき、乾燥は広がるばかり。

化粧品を塗った箇所さえ乾いてしまいます。また〝テキトー〟ということは量が不足している可能性も。それではいい化粧品を使っても、効果が半減してしまいます

肌が乾燥しているなぁ」と感じた時、肌が乾燥したままの状態にしておくという人はいないと思いますが、30代も後半になると、スキンケアで何をつけても肌のカサつきが治まらない…という日もあるはず。

これって、もともとの肌質だと諦めるしかないの?

細胞間脂質の分泌が少ない肌質は乾燥しやすいのは確か。30代後半から、角層の隙間を埋める細胞間脂質が不足する…つまり肌が乾燥に傾いてしまう原因には、加齢に加え、間違ったお手入れも影響している場合もあるようです。

「保湿のため」と思ってやっているスキンケアが、肌を乾燥させているケースもあるので、保湿に気を付けたケアをしているのに肌の乾燥が改善しない時は、スキンケア法や使っている化粧品を見直すことも大切です。

みなさん、乾燥が気になる“朝の洗顔”はどうしていますか?

寝ている間に肌の新陳代謝が行われ、皮脂は分泌されています。その皮脂や汚れは放っておくとすぐ酸化するので、朝、洗顔料を使ってきちんと落とすことも大切です。ただし、それは皮脂が出ている場合のみ。皮脂がほとんど出ない肌質の場合、朝と夜1日2回洗顔料を使うと肌がパサパサになることも。

また、乾燥した肌を洗顔料で洗うことで、朝のスキンケアでしっかり保湿しても、午後には肌が乾いてしまう原因にもなります。

皮脂が出にくい乾燥肌の場合、朝、それほど肌が汚れていないのに洗顔フォームで洗うと、必要な皮脂や肌の潤いが流れ出してしまい、潤いを抱え込みにくい肌に。朝の泡洗顔をやめ、前の晩のスキンケアを化粧水で拭き取るだけにすると、乾燥がかなり改善されるはずです。

ぬるま湯で洗顔する場合も、小鼻のワキなどの凹凸も指の腹を使ってていねいにぬぐい、表面の汚れをきちんと落としてあげましょう。